創立70周年記念事業【第40回近畿建築祭京都大会】

会場で配布した冊子をデジタルブック でご覧になれます。

2022年 11月 26日(土)10:00より、第40回近畿建築祭京都大会を開催します。

会場となる京都府長岡京記念文化会館のある長岡京市は、京都市の南に隣接し、古くは古墳時代から桓武天皇による長岡京遷都、中世は戦国時代の舞台となるなど、さまざまな歴史が積層する地です。

近畿建築祭・午前の前半の記念式典に続き、後半の基調講演には前精華大学学長ウスビ・サコ先生をお迎えし、その後、近畿からそれぞれ違うアプローチで活躍する3人の建築士たちとサコ先生とのトークセッションを行います。

午後からは、<青年部会セッション>近畿あーきてくとVOL.30、<まちづくり部会&京都府建築士会セッション>として4つのエクスカーションを開催します。

会場の協力企業様によるブース展示、また<女性部会セッション>映像による活動紹介のブース展示もご覧ください。

なお、今回の大会では、新型コロナ感染拡大防止の対応のため、会場参加リモート参加のどちらかの参加を可能とする【ハイブリッド開催】を予定しています。
状況によりハイブリッド開催を中止し、【オールリモート開催】と決定する場合もありますので、お申し込みの際は、【ハイブリッド開催】【オールリモート開催】の両方に参加希望を記入してください。

【建築士会会員用】チラシと申込書は ▶︎こちら

また、午前中の基調講演とトークセッションは、建築やまちづくりにかかわりのある方や関心のある方に是非ご視聴いただきたい内容となっていますので、YouTubeを利用したリアル配信を設定し、一般と学生からの参加者も募集します。申し込み方法は下記のチラシをご覧ください。

【一般と学生用】チラシは ▶︎こちら

創立70周年記念事業【建築士の日】親子でフォト!アーキラリー

夏休みの小学生・中学生等を対象に親子で参加いただける街歩きイベントです。

町中のチェックポイントを巡り、各ポイントで写真を撮っていただきながら、クイズ形式で京都の歴史や建築物を学んでもらいます。

なお、本事業は、日本建築士会連合会の「建築士の日」の事業として、また、京都府建築士会創立70周年記念事業として開催します。

アーキラリー特設サイトは ▶こちら

創立70周年記念事業【建築士の日】記念フォーラム

2022年 6月 26日(日)13:30より、キャンパスプラザ京都にて記念フォーラムを開催します。

前半は、講師に宗田好史先生(関西国際大学教授)と中嶋節子先生(京都大学大学院教授)をお迎えし、後半のパネルディスカッションでは、本会前会長の髙田光雄先生(京都美術工芸大学教授)がコーディネーターとして参加します。

今回のフォーラムでは、70周年記念事業のテーマ「住み続ける『まち』と『すまい』~SDGs+住文化の持続可能性」の下、『アフターコロナの糸口はここに!』というサブテーマを掲げました。まちづくりの観点から世界の街に学び、歴史に学ぶことで、私たち一人ひとりの確かな明日への希望を見出せるフォーラムとなることと思います。

会場参加とzoomウェビナー参加のハイブリッド開催となります。事前にイベント申込フォームよりお申し込みください。

詳しくは ▶︎こちら
イベント申込フォームは ▶︎こちら

京都府建築士会創立70周年記念事業について

 令和4年度、私たち京都府建築士会は、近畿建築士会協議会、日本建築士会連合会ともに創立70周年を迎えます。この大きな慶びは、会員の皆様の長年に渡るご尽力と関係各位、市民の方々の甚大なるご協力の賜物であると心から感謝しております。また今年度は、近畿各府県の会員の皆様の研鑽と交流を目指して各府県持ち回りで毎年開催される近畿建築祭が京都で開催されます。これもまた第40回という記念すべき大会になります。

 そこで私たちは、さらなる会の発展と活動の周知、社会への貢献を目指して、「住み続ける『まち』と『すまい』~SDGs+住文化の持続可能性」を70周年記念事業のテーマに掲げ、年間を通して京都府下各所に於いてさまざまな事業を開催したいと思います。

 コロナ感染拡大時においてもより多くの方に参加いただけますように、ほとんどの事業がハイブリッド開催(会場参加とリモート参加の併用)となっております。会員の皆様におかれましては、多数のご参加とさらなるご協力を重ねてお願いいたします。

創立70周年記念事業スケジュール

各事業の詳細な内容や参加申し込みについては、本ホームページおよびFacebookにて告知致します。

テーマ「住み続ける『まち』と『すまい』~SDGs+住文化の持続可能性」について

 一般社団法人京都府建築士会では、「木の文化を大切にするまち・京都」市民会議(2009~2010)に参加し、「平成の京町家」の開発研究などに積極的に関わる一方で、2017年「山とまちと木造建築」をテーマとして行われた建築士会全国大会(京都)に向けて、2014年から同テーマによるワークショップを重ねてきました。

 2017年の全国大会京都大会におけるシンポジウムの総括を踏まえ、その継承・発展を目指して、2018年度からは、「木の文化を大切にする建築・まちづくりの推進」を本会のミッションと定めました。

  • 山とまちをつなぐ
  • 生活文化の継承と発展
  • 木を活かした建築づくり
  • 住宅への原点回帰
  • 木のまちづくりの展開

を本会の各部会、委員会、研究会で実施しています。

 このミッションは、国連が定め、世界各国の政府や自治体、民間企業や団体などが連携して2030年までに実現を目指しているSDGsすなわち持続可能な開発目標との整合性や他団体や行政のSDGs活動との連携を考慮していましたが、2019年度あたりから、社会全体のSDGs活動の活発化や、より充実した情報提供の必要性がさらに高まってきました。本会としても、住まいの環境研究会による勉強会、女性部会によるSDGs連続講座、SDGs連続講座フォローアップなどの開催、まちづくり委員会放送担当部会による情報発信、青年部会による見学会などを行っています。

 さらに、一般社団法人京都府建築士会としてのSDGsへの取り組み姿勢を、SDGsへの建設的批判を含めて再度明確化しました。すなわち、「経済的持続可能性」「社会的持続可能性」「環境的持続可能性」の同時的実現を目指すSDGsの目標設定に、京都の建築やまちづくりを考える上でとりわけ重要な「文化的持続可能性」の視点を加え、本会のミッションを「建築・まちづくりを通じたSDGs+の実現」と再定義しました。本会創立70周年記念事業のテーマを「住み続ける『まち』と『すまい』~SDGs+ 住文化の持続可能性」とした所以です。